月経異常について
整体の仕事をしていると女性のお客様から月経痛が苦しいという悩みを聞くかと思われます。
男性の整体師も月経のメカニズムを知る事で適切なアドバイスや施術を出来る事が信頼につながります。
西洋医学的考え方
月経とは、通常約1か月の間隔で起こり、限られた日数で自然に止まる子宮内膜からの周期的出血をいう。
初潮は通常10歳以降で15歳までの間に起こる、思春期の月経周期の大部分は無排卵性周期であり、周期の変動率は大きく、多くの月経異常を伴う。
月経周期が排卵を伴いほぼ順調になるのは、思春期が完了する17歳頃である。
月経のメカニズム
間脳→下垂体→卵巣系 の正常な働きによって保たれる。
健康な女性であれば卵巣で月に1回の割合で排卵が行われ、卵胞は黄体に変化し、黄体ホルモンが分泌が増し、基礎体温が上昇する。
★基礎体温とは
運動、食事。精神作用などがない心身共に安静の状態の体温であり、毎朝起床時に測定した女性の体温の事をいう。
月経異常の分類
間脳は精神的ストレスを受ける事が多い、自律神経の異常なども調節系に影響を及ぼす。
月経痛・月経異常の原因疾患
子宮内膜症・子宮筋腫・卵巣嚢腫・神経性食思不振症・全身性消耗性疾患・クッシング症候群・アジソン病等
★注意を要するもの
不正性器出血、過多月経を伴う子宮筋腫 月経痛が漸次増強する→子宮内膜症
東洋医学的考え方
肝・脾・腎の病変が変調を引き起こす
治療
足の三陰経、任脈の調節
治療穴 ※カタカナ表記
サンインコウ・カクユ・ジンユ・ジリョウ・ケッカイ・ヒャクエ等
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