講師としての最低ライン
整体を教えるのは生易しいものではない 講師の最低ラインはある
どのスクールに行くかはその人次第なのですが、後悔してしまうようなスクールに行くのは避けてほしい思いがあります。
なので伊藤の個人的な思いになるのですが、ワンデー講座であろうとなんであろうと人に技術と知識を教授するにも講師の最低ラインはあるのではないかと思っております。
解剖学を教わりたいのであれば国家資格を持っている人に習った方が良い
専門学校では解剖学などに関しては本当に勉強しています。
解剖学・生理学・病理学・臨床医学(各論・総論)・衛生学・按摩理論等々
国家資格を取得する為の3年間の勉強と知識量を証明するのが国家資格取得者です。
本当に勉強しないと取れない資格です。
そういった目に見える部分も参考にしてみて下さい。
整体スクールで解剖学も学びたいのであれば、最低でも国家資格を持っている人に教えてもらった方が良いと思います。
開業を支援し、成功に導いたことがあるのかどうか 自分自身開業した経験があるのか
整体師になって独立開業したいという方は沢山います。
なので講師がまず、独立開業をした経験があるのかどうかは絶対条件になると思います。
独立開業にはなにが必要なのか、何が必要じゃなかったのか、売上目標に向かうにあたってどんな困難があるのか。
そういった経験がないと生徒さんに独立開業のアドバイスはできません。
本に書いてあるような事は誰にでも言えます。
生の声が独立開業には必要です。
また、自分だけがうまく行っただけでもだめなのです。
自分以外の人にどうアドバイスして、その方が独立開業してからご飯を食べる事が出来るようになったのか、そういった経験が無いと本当のアドバイスはできません。
私は誰にでも同じアドバイスはしません。
その人それぞれの特徴ややりたい事があるからです。
なので本などの全ての人を一緒くたにしているものにその人にとっての本当に必要なアドバイスは存在しません。
これだけは絶対だと確信している事があります。
【本当のアドバイスはお互いが知りえた仲でないと出来ない】
だからこそ、整体を教えるにもある程度の期間が必要で、同じ先生に習わないと意味がないものなのです。
媚びない 接客をしない
整体スクールは接客業ではありません。
技術を教えるのです。
商売ではあるのですが、生徒はお客様ではありません。
受講料を稼ぎたいという思いが強くなるとお金が欲しいから体験会などでつい媚びてしまいます。
それぞれの人にとって一番良い整体スクールを探して欲しいという思いがあるのか、なんでもいいから自分のところに入って欲しいのか。
そこだけは見極めて下さい。
最後は自分の人生経験で決めるしかありません。
当校はお陰様でありとあらゆる生徒さんに受講をしていただいています。
未経験の方・脱サラした方・セラピスト歴15年以上の方・鍼灸師の方など。
全ての方、一人も媚びたことはありません。うちのスクールを選んで欲しいと言った事はありません。DMなども送りません。
媚びない姿勢の中で当校を選んで頂いた生徒さんだからこそ、全力を尽くせます。
お金の為に全力は尽くせません。お金の為だと入学させる事がゴールになってしまうからです。
私は技術を教えた生徒さんが、将来沢山の人をこの技術で癒してあげることで、自分も他人もこの技術で幸せになってくれる事だけを願っています。
一度たりともその信念がぶれたことはありません。
だから国家資格取りに行ったのです。
技術は通用する事はわかっていましたが、専門知識もないと生徒さんと向き合えないと思ったからです。
国家資格がないと信用されないと思ったからです。
整体を教えるのはそんな生易しい事ではないと本質がわかっていたので、3年間費やし、国家資格を取得し、今があります。
多くの生徒さんが、整体が終わった後に【源式ネックヘッドケア】を習ってくれたりしています。
それは本物だと思ってくれたなによりの証拠だと感じております。
いろいろ言いましたが、まとめると講師としての最低ラインは
1 解剖学を教えるというのなら国家資格を持っている人
2 独立開業のアドバイスを受けたいなら実際に開業の経験があり、また開業を支援した経験がある人
3 接客しない、媚びない講師
このくらいの講師は沢山いるはずです。
進められて、押し切られて選ぶのではなく
自分の意思でここだと思うスクールを選んでください。
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