整体とボクシングは似ている
今回の記事は伊藤が個人的に思う事を書きました。
私自身格闘技を10年以上続けております。
プロの格闘家ではないですが、素人ながらそれなりに向き合ってやってきているつもりです。
10年以上経ってもっと格闘技が好きになっています。
ボクシングと整体は似ているなと思っております。
ボクシングは個人競技です。例えば練習で怠慢をこいてもチームの誰かが補ってくれるわけではありません。
自分の努力がそのまま結果となる競技です。
ボクシングとは
個人競技である事
スタミナが切れない事
自分のペースに持ち込む事
集中力を途切れさせない事
相手の動きを読む事
など、まだまだ沢山ありますが、沢山の事が整体によく似ています。
整体師という仕事は自分自身が全てです。
お客様とマンツーマンの勝負になります。
ボクシングでいうスタミナは整体師でいうと毎日お客様に整体をやるうえですぐに疲れてしまうような施術ばかりやっていると、集中力が途切れてしまい、雑な仕事になってしまいます。
自分自身が疲れない施術が出来るようになることで集中力を保つことが出来る様になります。
相手のペースではなく、自分のペースに引き込む事
これに関しては、例えばただ強く揉んでくれだの、主導権を相手に握られる整体師ではプロとは言えません。
主導権をこちらが握る為に技術と知識を向上させていくのです。
施術の主導権を相手に渡すことで、感動を与える施術はできませんですし、何より自分自身が疲弊していきます。
主導権を相手に渡してしまう事でただの作業的な整体マッサージになってしまいます。
2980円などの激安チェーン店で働く人は特にその傾向があります。
ですがそれが悪いわけではありません。
それでいいんだ、相手の言うとおりにやるのが自分の役目だとちゃんと信念を持っているのであればそれが正解です。
今のままでいいのだろうか?
そう思う方はすぐに今の現状を打破して下さい。
その場所に留まる事は無意味です。
例えばボクサーであっても今いる練習の環境では勝てない。勝ちたいと思えばジムを変える、練習環境を変える、トレーナーを雇うなど、時間とお金を使って現状を打破するはずです。勝ちたいのに勝てないのであればそうなっていくものです。
環境を変える事に不安はあると思います。
整体の勉強するのにもお金が掛かります。時間もです。
お金と時間を使って勉強しても本当にそれなりの対価があるのだろうか、成長する事が出来るのだろうか。
不安があるとは思います。
そんな時は勉強をしている方の話を聞いてみてください。
私自身も今に至るまで、沢山の時間とお金を使って勉強に費やしてきました。
その上で言える事は
勉強してよかった
です。
勉強する事で、目の前の整体に関わる人達を喜ばせる事が出来るからです。
治療を受けに来るお客様も、生徒さんも、皆が喜んでくれる。
自分の事を信用してくれる。
勉強しなければ決して成しえなかった事です。
それゆえに卒業生の皆様の心あるインタビューなどがある。
これがクラウド整体師養成スクールの特徴で、当校にしかできない事です。
ボクサーもずっと無敗のままのチャンピョンなんてほぼいません。
どんなに努力しても負ける事はあります。
どんなに努力してもチャンピョンになれない人の方が多いです。
ですが、努力してきた事は無意味ではないはず
チャンピョンになれなくとも、人の心に残る名選手になれるのです。
私の尊敬する奥野さんもチャンピョンにはなれなかったですが、奥野さんを超える格闘家はいません。
私にとってはチャンピョンであり、大いなる目標です。
有名な整体師になんてならなくていいのです。
その人の心に残る整体師になる為に努力をするのです。
目の前にいるお客様を全力で、やれることを全てやるんです。
その為に勉強をする。
お客様からの『ありがとう』に全力を尽くす。
そんな整体師になりたいのであれば勉強して下さい。
心ある先生を選んでください。
『不安はやらなきゃ解消しない』卒業生の田中さんの言葉です。
素晴らしい言葉だと思います。
『この仕事をずっと続けたい』卒業生の池澤さんの言葉です。
そういう思いのある整体師に身体を任せているお客様は幸せなんだろうなと思います。
自分という整体師に代えはいません。
大変な仕事です。
ですが
努力は全て自分に還ってきます。
それも直行で、右ストレートの様に。
私は整体師というのはそういうものだと思っております。
最後にこれだけ個人競技と言ってきましたが、本当に一人ではだめなのです。
ボクサーにもトレーナーや切磋琢磨する練習相手がいてそれがチームになっています。試合は個人競技ですが、それまでの練習はチームがいます。
それと同じようにクラウド整体師養成スクールに関わる方たちはチームです。
私はトレーナー、生徒さん同士は練習相手です。
お客様を満足させるためにどうしたらいいのか、そんな疑問をチームで解消していきましょう。
整体はボクシングほどハードルは高くないもので、誰でも出来るものなので身構えずにやりたいと思ったらやってみましょう。
整体とボクシングの性質が似ていると思うだけです。
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